1987年(昭和62年)に24年ぶりの新製車として登場し、阪堺電車の車両面での近代化に大きく貢献した車両。
製造は東急車輛で、8年間の間に11両が登場した。完全新製車ということもあり、性能は従来の車両に比べて非常に高く、30kWの主電動機を4つ積んでいる。登場当初は新標準色と呼ばれるアイボリーを基調に、ベージュとマルーンの帯を巻いた塗装の車両も見ることができたが、現在は広告ラッピング車両が増え、新標準色を見ることはできない。
また、2004年には従来の幕式の行き先表示からLED式のものに交換されている。
最終増備編成の710号、711号はステップが二段になり、2007年には709号、708号の2段ステップ化工事も行われている。
|